イギリス北部旅行最終日
そして目的地は特になく、ロンドンに帰るだけ。
当初の予定ではロンドンに少しでも近づくため、またとりあえず一回行っておきたいLiverpoolまで南下する予定だったが、やはり湖水地方が名残惜しく、おそらくこれが最後の湖水地方だろう、と。
1年前にもこの地方を訪れたが、計画時に候補として入れたものの結局行けなかった場所がある。
ウィンダミアを見下ろす、景勝地とされるGummer’s How
紹介文を共有しよう。
「湖水地方を紹介する美しい写真でよく見かける、上から湖を見下ろした美しい絶景が楽しめるのは、ここグーマースハウ。
年配の方や比較的小さなお子様連れでも楽しめる難易度の低いハイキングコースを駐車場から約30分登った場所にあり、気軽に登れる数少ない絶景ビューポイントとして有名です。」
1年前にふらりと立ち寄った駐車場からこの国で最高峰の山(の1つ?)に登頂し、それなりに満足していたのだが、意外に険しかったことと、景色も気候も厳しかったので上記のようなこれぞ湖水地方、という景色も眺めてみたかった。
駐車場からの行き方が、難しく、実際に前のパーティーも後ろのパーティーも迷っており、参考までに目印となるものも含めて写真を掲載しておきたい。
・駐車場からそのまま上の方に登っていくのではなく、
・左手に進む道を選択する ※一度車道に戻ってから少し登り方向に歩いた方が確実
・車道左手にゲートがあるのでそこを入っていく
・あとは一本道
駐車場からは30分程度で到達できるのだが、ここはおすすめ。
そして旅の締めくくりとしても非常に良い場所となった。
確かに綺麗な景色だし、100年、200年と残したくなる気持ちも良く分かる。
この日はロンドンに帰るだけ、という心の余裕もあり、心ゆくまで景色を満喫できた。
これでこの旅は終わり。
イギリス旅行の集大成と言っても良い。
最終日も300マイル
この5日間で1500マイル近く走った。
車にも感謝。
旅をする、という動詞
自分は高校卒業まで東京で育ち、漠然と東京で過ごすことに疑問を抱いていた。
このまま東京の大学に行き、東京で就職するのか
世の中は東京とは違った場所がある、それはどんなところだろうか
大学は北海道
憧れがあった
詳しく知っていたわけではなく、典型的な日本の田舎とは違う何かを抱かせた。
Boys be ambitious
壮大な自然が広がっていた、歩く場所を定められた登山道のない山があった。
火山は地球の活動そのものを教えてくれた。
社会人になってからカナダ、ニュージーランド、中国、韓国、タイ、ベトナム、シンガポール、マレーシア、イギリス、フランス、スペイン、ドイツの地を踏んだ。
長期間滞在したところも複数ある。
世界は広い、でも自分の世界はひとつだけ。
色々な経験をして自分自身を見つめ直す
新しい景色を見て自分の世界が広がる、基準は自分の過去だ
北海道の丘よりも大きい、沖縄のビーチよりも美しい、小笠原の海よりも、東京の洗練さよりも・・・
この繰り返しが 旅をする ということなんだろう。
旅マップ
疲れた。