02_海外

コロナの状況 / COVID-19 in London

コロナが再び猛威を振るっていると報じられている。

イギリスは感染状況が著しく悪い国の1つとされており、12月24日時点の新規感染者数は39,036人、累計219万人となった。

感染者数の推移を見てみると最初にロックダウンのあった春先と比較して10月および12月の伸びは比較にならないくらい大きい。
これはイギリス政府が自粛から経済回復へ舵を切り、飲食店などをオープンさせた時期と重なる。

10月17日 レベル Highへの引き上げ
11月5日 2回目のロックダウン
12月16日 Tier 3への引き上げ
12月20日 Tier 4(新設)への引き上げ

しかし、市中の人はこれら政府の対応に連動していない。
一度緩んでしまった手綱はもはやコントロール不可能な状況である。

人々はマスクを外し、街中で集団となり、大声で会話をする。
一人の人もなぜか大声で電話で話をしている。
一人一人のそのような行動がウイルスをまき散らし、感染を拡大させ、それにより病院のオペレーションがひっ迫することは想像することができないのだろうか。

状況は3月と比較して圧倒的に悪化しているにも関わらず、街中の様子は3月と比較しても大幅に緩い。
もはやワクチンが行きわたり、感染状況が収束することを前提とすると今の状況は消化試合なのだろう。
大勢に影響はない、そう判断しているのであれば合理的だ。


街中はいつも通りのクリスマス



COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です