保険ERM経営の理論と実践(金融財政事情研究会)
ERM経営とは
各社の経営理念・ミッションなどを前提として、とるべきリスクと許容しうる損失を定め、健全性を確保しつつ収益性の維持向上を図り、企業価値の継続的な拡大を目指す経営
Corporate management for ERM is…
To define risk which a company should take and tolerance which a company should accept,
To keep financial soundness and profitability and
To increase corporate value considering corporate policies and missions
環境の変化
日本の企業の活動の国際化に伴い保険会社も国際展開をしていることが、リスク管理を難しくしている。
また、保険会社の株主構成も変化しており、大手保険グループの株主は4割程度が外国人となった。
(再度)ERMの要点は
「健全性を確保しつつ収益性の維持向上を図り」
・・・RORとESRのいずれか、あるいは両方を大きくすることである。
株主とのコミュニケーションの手段としてのERM
収益性を重視する株主は過度にリスクを取ることを求める傾向があり、事業の持続性や金融システムの安定性の観点からは望ましくない。
トレードオフの関係にある健全性と収益性のバランスを取るためにERM経営を確立することでリスクテイクの姿勢について共通理解を深めることに役立つ。
5つの鍵
①リスクの把握と計測
②リスクコントロールの高度化
③健全性と収益性のバランス
④ERM経営の仕組み
⑤カルチャーの醸成
(コメント)
まだAmazonのアフィリエイトを貼付できないので情報だけ。。。
タイトル:保険ERM経営の理論と実践
出版社 :金融財政事情研究会